牛乳は太るのか?夜寝る前の飲み過ぎや体質が影響するのは本当なのか

昔は「大きくなりたかったら牛乳を飲みなさい」という説が根強かったですが、最近では「牛乳は太る」という説が聞かれることが増えて、牛乳自体を敬遠する人も増えてきました。

まさか牛乳が太る飲み物なんて…本当??

ということで、本当に牛乳は太るのか?について調べてみました。

夜や寝る前に飲み過ぎるのが太る原因?

安眠のためにホットミルクを練る前に飲むという人も多いのではないでしょうか。

ですが牛乳が太るのであれば夜や寝る前に飲むのはかなり抵抗がありますよね。

個人的には夜や寝る前に牛乳を飲んで寝たからといって太ったという印象はありませんが、当然、カロリーもそこそこあるので太る可能性はあるでしょう。

ホットミルクにする際に砂糖を入れる人がいますが、牛乳よりもその砂糖が太る原因になっていることも考えられますね。安眠のために寝る前に牛乳を飲む人はせめて砂糖を入れないようにすると良さそうです。

牛乳に含まれるカロリー

その気になる牛乳のカロリーですが、調べてみると

66.9 kcal/100g

でした。

この数字だけでは、高いのかそれほどでもないのかイマイチわかりにくいですね(。-_-。)

このカロリーと同じくらいの飲み物を探してみると、リアルゴールドやアクエリアス、ジンジャーエールと同じくらいでした。こうして見ると牛乳は意外とカロリー高い飲み物だとわかります。

夜寝る前に限らずリアルゴールドをごくごく飲むのはカロリー的にも気になりますが、牛乳も同じだと考えるとたしかに飲みすぎると太るかもしれないな…と思わされる数値ではありますね。

牛乳で太りやすい体質はあるのか

個人的には、牛乳が原因で太ったという人に会ったことはありませんが、牛乳は太ると主張する意見は少なくありません。きっと実際に牛乳で太った人もいるのでしょう。

ただ、たくさん食べても太りにくい人と太りやすい人がいるわけですから、牛乳に限って太りやすいという体質だというのは判定が難しいところです。

乳製品を食べても太らない人もいれば、乳製品を好まなくても太りやすい体質の人はいるわけで、太る原因を牛乳をはじめとした乳製品に求めるのは短絡的な考え方と言えるでしょう。

子供に牛乳は飲ませない方が良い?

「成長期の子供には牛乳を!」

ということで給食にも欠かさずに付いてくる牛乳。ご飯メニューの時にも牛乳がついてくるくらい牛乳推しには理由があるのでしょうか。

牛乳の栄養価についてはすでにご紹介したとおりで、成長のためには飲んだ方が良さそうですが、近頃よく耳にするようになった「牛乳は体に悪い説」が気になって積極的に子供に飲ませようという気にはならなくなりました。

ただ、これまで長い間飲んできた人たちが、牛乳によって何かしらの被害があったという話は聞いたことがないので、それほど心配なのかなとも思ったりしますけどね。

気がかりなのは、何らかの症状が実は牛乳が原因だった…ということに気づいていない可能性は捨てきれないので、牛乳と健康関係についての情報は気を付けて最新の情報を仕入れられるようにしておきたいところです。

とはいえ、牛乳を飲んできたはずの昔の人でも元気に長生きしている人は多いので、されほど心配する必要もないのかなと思ったりもしますけどね。念のために情報にアンテナを張っておこうという感じです。

栄養価一覧

明治乳業の公式サイトには牛乳の栄養価一覧が掲載されています。

明治乳業HP

カルシウムの含有量も多いですが、たんぱく質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンがバランスよく含まれているのがよくわかります。

他の食品でも栄養素を摂れているのであれば、さらに牛乳となると太るのかも…という気になりますね。

ただ、日常の生活の中でバランスよく栄養素を摂れているという人はそれほど多くはないと思うので、牛乳を効果的に使って健康づくりはしておきたいなぁというのが印象です。

牛乳は太るからと敬遠するとせっかくの栄養素の補給源を自ら減らしてしまう可能性も知っておきたいですね。